Tuesday, June 18, 2013

【Photoshop】簡単な手順でフワッとした煙を作る方法。(制作時間15分)

久しぶりにメイキングというか、海外チュートリアルのPhotoShop - Smoke Effectを参考にいい感じの煙が作れるか試してみた。

出来上がりはこんな感じ。制作時間は15分くらいで、手順がシンプルで覚えやすかった。



以下、メイキング。

 

1.背景をブラックで塗りつぶす

別に塗りつぶす必要はないけど、出来上がりの煙が見やすいように塗りつぶすのをお勧めします。




  2.新規レイヤーに煙の元となるオブジェクトを描く。

 今回は色々試したいので、複数の色、形のオブジェクトを描いてみた。


次に「覆い焼きツール」や「焼き込みツール」「ブラシ」などを使って、オブジェクトをまだらになるように塗る。



このとき、端や角の部分を明るくすると、最終的に煙が透き通る感じが出やすいと思います。
いろいろ塗って、こんな感じ。
今回はレイヤーを分けて描いたのでここでオブジェクトを1つのレイヤーに統合。

  3.描いたまだら模様に、波形フィルタをかける。
 「フィルタ」>「変形」>「波形」と進みましょう。


参考サイトでは、
波数:5 波長:10-120 振幅:5-35 比率:水平、垂直ともに100%
としてますが、そんなにこだわらなくてもいいと思います。
それと、「開始位置を乱数的に変化させる」ボタンも適当に活用することをお勧めします。


こんな感じのぐにゃあ(カイジ風)になります。


  4.不透明度をいじくる。
「編集」メニューの「波形をフェード」を使って、波の不透明度を調整します。


参考サイトでは50%にしてますね。ここもお好みでいじっちゃいましょう。


輪郭部分が透き通ってきましたね。


5.ひたすら3と4を繰り返す。
あとは3と4を繰り返していくだけです。
このときに縦に伸びる感じの煙にしたい場合は【波形パネル】>【比率】>【水平】を下げるといいと思う。逆に横に伸びる感じにしたい時は「垂直」をさげてね。
大体10回ぐらい繰り返す感じで。
いろいろ設定をいじって、煙っぽくなるのを祈りながらやってみよう。


2回目。(これから、これから)

3回目。(まだ、慌てるような時間じゃない。)

4回目。(うーむ。なかなか煙のふんわり感がでませんな。)

5回目。(波長を大きくしてみた。円と四角が原型をとどめてないね。)


6回目。(むしゃくしゃして、色々数値を大きくしてみた。後悔はしていない。)



7回目。(波長の最小値を大きくしてみた。)
7回目を終えたときに青がいい感じになったから、別レイヤーに抜き出してみた。
これなら、使えるかな?


青をコピーしたり、色調や透明度を調整したりしてそれっぽく完成。



ポイント・感想
  • 最初に描くオブジェクトを煙を意識して細長くしたり、角をはっきりとさせることで最終的により煙っぽくなりそうだ。
  • 波形フィルタの設定がちょっとめんどいかも。
  • 「波型のフェード」という機能を知らなかったから、参考になった。
  • 元々、煙のブラシを持っている人にはもしかして必要ない?でも単純作業で作れるから、覚えといて損はないよね。
  • もっと簡単な方法があったら教えてください。(_ _)

関連

No comments:

Post a Comment