出来上がりはこんな感じ。制作時間は15分くらいで、手順がシンプルで覚えやすかった。
以下、メイキング。
1.背景をブラックで塗りつぶす
別に塗りつぶす必要はないけど、出来上がりの煙が見やすいように塗りつぶすのをお勧めします。
2.新規レイヤーに煙の元となるオブジェクトを描く。
今回は色々試したいので、複数の色、形のオブジェクトを描いてみた。
次に「覆い焼きツール」や「焼き込みツール」「ブラシ」などを使って、オブジェクトをまだらになるように塗る。
このとき、端や角の部分を明るくすると、最終的に煙が透き通る感じが出やすいと思います。
いろいろ塗って、こんな感じ。
今回はレイヤーを分けて描いたのでここでオブジェクトを1つのレイヤーに統合。
3.描いたまだら模様に、波形フィルタをかける。
「フィルタ」>「変形」>「波形」と進みましょう。
参考サイトでは、
波数:5 波長:10-120 振幅:5-35 比率:水平、垂直ともに100%
としてますが、そんなにこだわらなくてもいいと思います。
それと、「開始位置を乱数的に変化させる」ボタンも適当に活用することをお勧めします。
こんな感じのぐにゃあ(カイジ風)になります。
4.不透明度をいじくる。
「編集」メニューの「波形をフェード」を使って、波の不透明度を調整します。
参考サイトでは50%にしてますね。ここもお好みでいじっちゃいましょう。
輪郭部分が透き通ってきましたね。
5.ひたすら3と4を繰り返す。
あとは3と4を繰り返していくだけです。
このときに縦に伸びる感じの煙にしたい場合は【波形パネル】>【比率】>【水平】を下げるといいと思う。逆に横に伸びる感じにしたい時は「垂直」をさげてね。
大体10回ぐらい繰り返す感じで。
いろいろ設定をいじって、煙っぽくなるのを祈りながらやってみよう。
2回目。(これから、これから)
3回目。(まだ、慌てるような時間じゃない。)
4回目。(うーむ。なかなか煙のふんわり感がでませんな。)
5回目。(波長を大きくしてみた。円と四角が原型をとどめてないね。)
6回目。(むしゃくしゃして、色々数値を大きくしてみた。後悔はしていない。)
7回目。(波長の最小値を大きくしてみた。)
7回目を終えたときに青がいい感じになったから、別レイヤーに抜き出してみた。
これなら、使えるかな?
青をコピーしたり、色調や透明度を調整したりしてそれっぽく完成。
ポイント・感想
- 最初に描くオブジェクトを煙を意識して細長くしたり、角をはっきりとさせることで最終的により煙っぽくなりそうだ。
- 波形フィルタの設定がちょっとめんどいかも。
- 「波型のフェード」という機能を知らなかったから、参考になった。
- 元々、煙のブラシを持っている人にはもしかして必要ない?でも単純作業で作れるから、覚えといて損はないよね。
- もっと簡単な方法があったら教えてください。(_ _)
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