Tuesday, August 19, 2014

「sellbox」を使ってデジタルコンテンツを販売してみた。

個人でデジタルコンテンツ(写真・テキスト・音楽・その他素材)を販売をするときなどは Gumroadnoteなんかが有名ですが今回はsellboxを使ってデジタルコンテンツを販売してみようと思います。
sellboxへの商品の登録までにいくつかの作業が必要だったのでせっかくなので、それも書いておこうと思います。

またまた長文です。



sellboxを使う前にしておくこと。

1. paypalに登録をしておく。(登録完了までに数日かかります。)
https://www.paypal.jp/jp/home/
sellboxでお金をやりとりするときにはpeypal(ペイパル)という決済サービスを使う必要があります。


ペイパルについては公式なんかを見てもらうとわかるとおもうけど、簡単にいうとメールアドレスをもっていればネット決済ができるサービスです。
ネットで買い物をするときなんか(特に海外のサイト)でクレジットカード情報が相手に知られないっていう利点があったりしますね。
アカウントを作ること自体は無料ですのでこれを機に作ってみてはどうでしょうか?


登録の仕方は、公式ページにいけば迷うことは無いはずです。
今回は商品を売るのでビジネスアカウントで登録しました。身分証明書(運転免許書etc)が必要でした。もしペイパルを使って何かを購入する予定のある方は事前にクレジットカードを持っておく必要があります。


ペイパルって何?(公式)

3つのPayPalアカウントの違いと特徴(nanapiさん)

PayPalビジネスアカウントに5分以内に無料で登録する方法(peypal推進委員会さん)

楽天カード(楽天のクレジットカード)

オンラインでの登録作業を済ますと、数日後に登録した住所に本人確認用暗証番号が書かれたハガキが郵送されてきますので、ペイパルのマイアカウントのページでその番号をを入力してペイパルの登録が完了です。(この段階まで進まないとsellboxは使えないので注意して下さい。)sellbox以外でも何か売り買いたいときにペイパルを利用するのもいいですな。まあ、手数料は取られるんですけどね……。


2.Dropboxやgoogleドライブのアカウントに登録。

次はデータを置いておく場所を用意します。
他の販売系のサイトではサービス提供側がアップロードをする場所を用意してくれることが多いですが、sellboxの場合各自売り手側が用意をします。ここがsellboxの特徴ですね。
sellboxでは Dropboxとgoogleドライブが使えますのでどちらかを使える状態にしておきましょう(今回はDropboxを使いました。) 。登録方法はメチャ簡単なので割愛させていただきます。

https://www.dropbox.com/
無料版は2GBまで。

http://www.google.com/intl/ja/drive/
他のgoogleのサービスとの合計で15GBまで使えます。



3.売り物(デジタルコンテンツ)を用意する

当然ですが、売りたい商品を用意します。今回はとりあえず管理人がデザイン系の仕事で使ったり使わなかったり、別のコモンズやサイトに登録していたりするイラストレーターのスウォッチパターンをまとめたものを販売してみようとおもいます。もちろん自分で作ったオリジナルです。

こんな感じのAIデータを売ってみようと思います。


 sellboxを始める。

さっそくsellboxにデータを登録してみようとおもいます。



Gumroad同様フラットデザインのオサレなトップページです。
画面中央の「START SELLING」をクリック。


Dropboxを使うかGoogleドライブを使うか聞いてきました。
今回はDropboxを使ってみようとおもいます。


この時点でDropboxにログインしていないとログインをするようにいわれますので、ログインしませう。


アクセスの許可をしてあげます。


 初回はペイパルのアカウントを求められるのでペイパルに登録しているメールアドレスを入力します。
ペイパルのアカウント登録(郵送されてきた番号の入力まで)が済んでいないとここでエラーになります。


このあたりのステップであらかじめDorpboxに売りたいコンテンツを置いておきます。
今回は「Dropbox」>「sellbox(sellbox用に自分で新しく作ったフォルダ)」>「pattern60.zip(売りたいAIデータをzip圧縮したもの)」という形にしました。




sellboxに戻って「Add first file」をクリックすると、Dropboxにつながるので、売りたいコンテンツまで進みましょう。pattern60.zipがあったので選択しました。







販売コンテンツをクリックするとコンテンツに関しての情報を入力するページに移動します。
今回は1ドルで販売してみます。販売価格を入力するとsellboxとペイパルに取られる手数料を計算した価格も教えてくれるので便利です。ちなみに1ドルで販売をすると売り手に入る金額は0.62ドルになりました。

商品のサムネイル画像もDropboxのどこかに入れておきましょう。

 Start selling!

販売のリンクが出来ました。こちらのリンクをフェイスブックやツイッターに貼って貼って貼りまくろう。


 せっかくなのでこのブログにも貼ってみます。どうなるかな?


上のリンクをクリックしたページ。


販売ページが出来ました。やったぜ。

買い手の人は右上の「Buy it Now」をクリックするとペイパルの決済ページ進むのでそこで購入することができるはずです。(自分のペイパルアカウントでは自分の商品を買えないので購入するところまでは検証出来ていません。ごめんなさいm(_ _)m)


一度アップロードしたコンテンツの値段の修正やファイルの削除なんかはsellbox内で自由にできます。
売れ行きの調査やクーポンの設定なんかもできます。

アラブの石油王が道楽で買ってくれるのを期待するのもいいかもしれません。


こんな感じのsellboxの使い方でした。 とても簡単にできるのでハードディスクの肥やしになっているデータを販売してみては如何でしょうか?



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